腕・肘・手
腕・肘・手

手や腕は、仕事、家事、育児、趣味など、日常生活の多くの動作に関わる部位です。肘が痛い、手首が痛い、指が動かしにくい、物をつまみにくいといった症状が出ると、生活への支障が大きくなります。
腕・肘・手の症状は、パソコン作業、家事、育児、手作業の繰り返し、加齢による関節や腱の変化、神経の圧迫などで起こります。痛みの場所が同じでも、原因が腱・関節・神経のどこにあるかで治療方針は変わります。
羽曳野市白鳥、古市駅徒歩5分のなるおリハビリペインクリニックでは、ペインクリニック専門医が、腕・肘・手の痛みやしびれに対して、内服薬、神経ブロック・ブロック注射、物理療法、リハビリテーションを組み合わせて診療します。
これらの症状は、使いすぎだけでなく、神経の圧迫や関節の変形が背景にあることもあります。長引く場合や、しびれ・筋力低下を伴う場合は、早めに原因を確認することが大切です。
以下では、腕・肘・手の痛みやしびれでよくみられる疾患について、症状の特徴と当院での対応を順に説明します。
肘部管症候群は、肘の内側を通る尺骨神経が圧迫され、小指と薬指を中心にしびれや痛みが出る疾患です。肘を長時間曲げる姿勢、肘を机につく習慣、肘周囲の変化などが関係することがあります。
当院では、しびれの範囲、筋力低下の有無、困っている動作を確認します。肘の曲げ方や日常生活での圧迫が症状に関係していることもあるため、姿勢や使い方の見直しも大切です。症状に応じて内服薬、神経ブロック・ブロック注射などを組み合わせ、筋力低下が目立つ場合や手術を要する可能性がある場合には、基幹病院などへ紹介します。
テニス肘は、肘の外側に痛みが出る疾患で、正式には上腕骨外側上顆炎と呼ばれます。テニスをしていない方にも多く、パソコン作業、調理、荷物を持つ動作、手首を反らす動作の繰り返しで起こります。
テニス肘では、痛みのある場所だけでなく、手首や前腕の使い方、肩や肩甲骨の動きも影響します。痛みが強い時期に無理を続けると、日常動作のたびに痛みが戻りやすくなることがあります。当院では、薬物療法やブロック注射で症状を抑えながら、必要に応じてリハビリで肘に負担が集中しにくい使い方を確認します。
ゴルフ肘は、肘の内側に痛みが出る疾患で、正式には上腕骨内側上顆炎と呼ばれます。ゴルフだけでなく、重い物を持つ、手首を曲げる、握る動作を繰り返すことで起こることがあります。
ゴルフ肘では、握る動作や手首を曲げる動作を完全に避けることが難しいため、痛みを抑えながら負担を減らす工夫が大切です。肘の内側には神経も近くを通るため、しびれを伴う場合には神経症状の有無も確認します。当院では、避けにくい動作を確認し、物理療法、内服薬、ブロック注射、リハビリを症状に応じて選択します。
手根管症候群は、手首にある手根管で正中神経が圧迫され、手のしびれや痛みが出る疾患です。妊娠中や更年期以降の女性、手をよく使う方にみられることがあります。
手根管症候群では、しびれだけでなく、親指の筋肉のやせや細かい動作のしにくさを見逃さないことが大切です。夜間のしびれが続く場合や、物を落としやすい場合には注意が必要です。当院では、神経症状の程度を確認し、内服薬や神経ブロック・ブロック注射などを検討します。進行している場合や手術が望ましい場合には、基幹病院などへ紹介します。
ドケルバン病は、親指を動かす腱と腱鞘に炎症が起こり、親指の付け根から手首にかけて痛みが出る疾患です。育児中の方、スマートフォンやパソコン作業が多い方、手をよく使う仕事の方にみられます。産後や更年期では、女性ホルモンの変化が影響することもあります。
ドケルバン病では、「手を使わない」ことが難しい方が多いため、痛みを抑える治療と、手首や親指への負担を減らす工夫を並行します。痛みが強い時期には、抱っこやスマートフォン操作など、日常の中で症状を悪化させやすい動作を確認することも重要です。当院では、外用薬、内服薬、物理療法、必要に応じたブロック注射を行い、リハビリで日常動作の負担も確認します。
ばね指は、指の腱鞘炎によって、指の曲げ伸ばしがスムーズにできなくなる疾患です。指を伸ばす時に引っかかり、急にばねのように伸びることから、この名前で呼ばれます。
ばね指では、朝だけ症状が強い方から、日中も引っかかりや痛みが続く方まで幅があります。仕事や家事で手をよく使う方では、症状が長引くこともあります。当院では、症状の程度や手の使用頻度を確認し、外用薬、内服薬、物理療法、必要に応じた注射治療を行います。
母指CM関節症は、親指の付け根にあるCM関節に変形性関節症が起こり、物をつまむ動作や握る動作で痛みが出る疾患です。中高年の女性に多くみられ、親指をよく使う生活習慣が関係することがあります。
母指CM関節症では、親指を完全に休ませることが難しく、痛みが長引きやすいことがあります。手術以外の治療では、痛みを抑えながら、つまむ・握る動作をどのように保つかが重要です。当院では、関節の状態や生活上の困りごとを確認し、装具、内服薬、外用薬、物理療法、ブロック注射などを組み合わせ、日常生活への支障を軽くすることを目指します。
腕・肘・手の疾患では、腱、関節、神経のどこに原因があるかを見極めることが重要です。当院では、症状の経過、痛みやしびれの部位、身体所見、必要に応じたレントゲン検査などをもとに、原因に応じた治療方針を考えます。
手や腕は、痛みがあっても仕事、家事、育児で休ませにくい部位です。当院では、生活を維持しながら痛みやしびれを軽くするために、内服薬、神経ブロック・ブロック注射、物理療法、リハビリテーションを症状に応じて組み合わせます。
朝のこわばりが強い場合、複数の関節が腫れている場合、左右の手指に症状が広がる場合などは、関節リウマチなどの内科的疾患も念頭に置きます。疑われる場合には、内科など適切な医療機関へ紹介します。また、症状が進行している場合、骨折・感染・腫瘍などが疑われる場合、手術が必要と判断される場合には、基幹病院や専門の医療機関へ紹介します。
腕・肘・手の痛みやしびれは、我慢して使い続けることで長引くことがあります。羽曳野市白鳥、古市駅徒歩5分のなるおリハビリペインクリニックでは、ペインクリニック専門医が原因に応じた治療を行います。手を使うたびにつらい方は、症状が悪化する前にご相談ください。
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